「自分」なんて無くなってしまいたい

「自分」というものが邪魔をしている

「自分」という概念がある事自体

世界と「自分」を分け隔てている

 

「自分」と「他者」が分かたれて

分離が不安を生み

不安が競争を産み

競争が敗者を産み

世界から、心の潤いが失われている

 

みずみずしさを失った、かさかさの飢えた心が

人の精神を蝕んでいる

この地上に荒廃の渦を生んでいる

 

「自分」という概念が邪魔をして

「他者」と一つに溶け合うことを遠ざけている

この世界と同化することを阻んでいる

 

「自分」なんてもの

細かく細かくなって ちりぢりになって

泡が水面の波でかき消されていくように

この世界に溶け込んでいって

あるのか ないのか

見分けが付かないぐらいに薄まっていって

何処と無く ただ遍満し続けるだけのものに

なってしまいたい

 

「自分」に囚われて 守る必要もなく

執着する必要もなく

実体の無い 苦しみに溺れることもなく

ただ 水のようにありたい

 

水は、水としてありもすれば

氷として 凝縮したエネルギー体としてもある

かと思えば、気体となり、大空を埋め尽くすこともできる

 

落差があれば 上から下へと素直に動き

コップに注がれれば いつまでだってその形としてあり続ける

 

時に荒々しく 時に静寂を表現する

でも水自体に意志は無い

与えられる外からの力に

ただただ素直に流されるだけ

 

それは 何よりも力強い存在

この世界の7割を司り

命を支える最たる存在の一つ

水のような存在意識になりたい

 

「自分」というものが無くなってしまいたい

どこまでも どこまでも 自分が薄まって

「この世界」に薄く拡がってしまいたい

 

 

「自分」とは「この世界」そのものになってしまいたい

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